朝日放送テレビ「キャスト」で鶴見緑地の橋が『プラモデルのような不思議な橋』って特集されてた

(鶴見緑地)
キャストといえば関西ローカルの情報番組。
今回取り上げられたのは1月18日に放送された『古川×河合のなんでやねん!?』という、古川昌希アナとA.B.C-Zの河合郁人さんが関西のあらゆるミステリーを自力で解決するというコーナーです。
公式サイト↓
特集の内容は、鶴見緑地にある「緑地西橋」という橋がまるで『プラモデルのような違和感満載の不思議な橋』というもの。
その橋がこちら↓

見てもらうとわかるとおり左右にアーチ型の鉄骨が付いていまして、まるで後から取ってつけたかのような違和感がある、というところからギモンがスタートします。
調査の結果やはりアーチ型の鉄骨は後付けで移設してきたものらしく、緑地西橋に設置される以前もいろんな橋に何度も移設を繰り返していたことが判明。

(アーチ型の鉄骨部分)
『そんなに移設を繰り返してまでこの鉄骨を残したかった理由は一体…!?』みたいな感じでちょっとミステリー感漂う展開になっていきます。
最終的にたどりついた場所はなんと心斎橋!昔は長堀通に川が流れており橋が架かっていたわけですが、この鉄骨は1837年ごろにドイツから輸入して架けた超高価な橋だったそう。
当時の大阪の人はその規模と大きさに大変驚き、当時はすごい話題になったみたいです。
そのへんの詳細は橋の近くにあった石碑的なやつにも書かれていました↓

その後、石橋に作り変えようとなった際『大阪の文明開化の象徴をなくしてはならない』ということでアーチ状の鉄骨のみが別の橋に移され、さらに別の橋に移され、さらにさらに…というノリで最終的に緑地西橋に移され今に至る、という流れらしいのです。すごい歴史!
そんなこんなで、普段何気なく通っている橋がかなり歴史的に貴重なものだったわけですねー。なんか感慨深い!
今後緑地西橋を渡る際は、そんな歴史の経緯に思いを馳せてみては!
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※「TH130」さん、情報提供ありがとうございました!
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